胃腸炎はウイルスや細菌などが原因で、
胃腸が炎症を起こした状態を言います。
急性胃炎の場合、原因を取り除き、その後は症状にあわせた薬を服用します。
胃痛が出てから半日~1日はぬるま湯などの水分のみを摂取する絶食の状態で胃を休めます。
物が食べられるようになってきたら、お粥などの胃に負担の少ないやわらかい食事を摂り、ゆっくりと普通の食事に戻します。
通常の食事ができないような時には、点滴をすると身体が楽になることがあります。
痛み等が治まってからも、しばらくはタバコやアルコールやコーヒー、辛いものなど刺激の多い食品は避けましょう。
胃炎は痛みなどの症状を取り除くことの他に、大きな病気が隠れていないかということを見ることも大切です。
胃腸炎症状で受診される患者様の中には、炎症性腸疾患という特殊な病気の方もいらっしゃいます。
無理に胃カメラを行うことはありませんが、当院で必要と判断した場合には、適切な医療機関へのご紹介をさせていただきます。